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タイムマシン商法
今をときめくソフトバンクの孫社長ですが、震災後も原発不要論を
唱えるなど、なかなか存在感のある方ですね。
ところで、孫社長がどうして儲けたか、ご存じですか?
彼の商法を揶揄して、「タイムマシン商法」と言う人もいるのですが、基本、彼は、アメリカで流行っていた商売を日本に持ってきて、
儲けているわけです。
そう言えばアップルの創業者で、一度アップルを追い出されながらCEOに復活し、ipodやiPhoneなどでアップルを再生させたスティーブ・ジョブスが亡くなった時に、生前に親交のあった人物として孫社長がインタビューを受けていましたよね。
孫社長が最初に大きく成功したのは、パソコンソフトの流通業ですが、アメリカでパソコンが作られてからも、日本語の扱いの問題で、日本ではすぐにはパソコンが普及しませんでした。
その後、日本でパソコンが普及し、ゲームの信長の野望や、ワープロの一太郎(一太郎の初版って、ほんとうにとんでもない代物だったんですから!)など日本語のパソコンソフトを作る人達が出てきたら、若くして孫社長はパソコンソフト流通会社を立ち上げました。
その後も、IT技術者の派遣業、移動体通信(携帯電話)と、次々にアメリカの後追いで次々に成功しています。
アメリカのビジネス事情をよく知る人からみれば、まるで、彼のビジネスはタイムマシンに乗って少し前のアメリカを見ているようだ、というわけで、タイムマシン商法と呼ばれるわけですね。
ということは、あなたもタイムマシンに乗って、1,2年前のアメリカのビジネスシーンを見ることができれば、儲けられるとは思いませんか?

テッド・ニコラスのマーケティング戦術成功法則大全
著者のテッド・ニコラスは アメリカではシュガーマンと並び称され、その生涯で7,000億円もの商品を売ってきたマーケティング業界の生きる伝説です。
「起業家の中の起業家」と呼ばれ、
23もの会社を設立し、7000億を売り上げ
14冊のベストセラーを書いた著者でもあります。